質問 : for と toなど
一つ目の質問(省略)の答え、
He left a letter for Beth.
彼は一通の手紙を残した、それはベスにあてたものだった。
つまり、
「彼はベスに宛てた手紙を置いて去った。」
He left a lot of money to Beth.
《帰着のto》を意識して、
彼はたくさんのお金を残した、それはベスのところへ行った。
つまり、
「彼はたくさんのお金をベスに残して死んだ。」
だと思います。
二つ目の質問、
He had gone to London. hadの品詞は何?
「助動詞は動詞を助けることば」だと考えてはいませんか。
「助動詞は、動詞の地位を失って、他の語と述部を構成するようになった語」ぐらいにイメージしてください。
hadは、《時制に関わる表現の述部》に《部品として》参加しているので、《助動詞》と定義されます。
Winter is gone. Winter has gone.において、
goneが「完了の意味」をもっているので、isでも、hasでも完了なのです。
isもhasも時制の述部を構成する部品なので、助動詞です。
因みに、I have two cats.のhaveは、「本動詞」です。
しかし、これは英語の理解にとっては本質的な議論ではないと思います。
文法は、所詮、事後(後付け)の説明に過ぎないからです。
たとえば、指導上、『完了』の意味を完了・結果・経験・継続に分けたりしますが、
英語的な理解の仕方ではないと思います。これらのいずれも、「過去の出来事に
関わる現在の心象風景」を表現しているのです。
さらに、
たとえば、
have been to,
have gone toを
それぞれ、一義的に、
~に行ったことがある(経験)
~に行ってしまっていない(結果)
と、暗記するのはまずいです。
この理由は、教室で直接聞いてください。
- 関連記事
-
-
《連絡》ゴールデンウイークの日程と英文購読について 2014/04/26
-
質問 : for と toなど 2014/04/19
-
質問:メジアンの別解 2014/04/16
-