質問: 助動詞 「む」の推量と仮想
「思はむ子を法師になしたらむこそ、心苦しけれ。・・・若きはものもゆかしからむ。
・・・さしのぞかずもあらむ。」(枕草子)
最初の二つの「む」は、「反実仮想」=英語の仮定法like
もし、かわいく思っている子がいたとして、その子を法師にしていることがあるとすれば、
この「む」は、体言(子)か体言(こと)をカットした助詞(こそ)にくっつく。
ましかば~まし、ませば~まし、せば~まし・・・だけが仮想ではないということです。
後の二つの「む」は、ごく一般的な「推量」(~であろうか)です。
以上でいいですか。
- 関連記事
-
-
補足:妹の弔辞 2014/05/14
-
質問: 助動詞 「む」の推量と仮想 2014/05/12
-
《連絡》ビル外壁工事のお知らせ 2014/05/08
-