(高3) 英語入試問題演習 for U


2013 一橋大学 英語1番 訳例   1~3段落のみ

自分でも、いまひとつわかりにくいなあと思いながら直訳を続けていくと、論理展開・段落の構成がつかめなくなると思います。
ことばを補いながら、読み進めていくことが、細かいところまで読み取ることを可能にします。

①Why does anything happen? That's a complicated question to answer, but it is a more sensible question than "Why do bad things happen?" This is because there is no reason to single out bad things for special attention unless bad things happen more often than we would expect them to, by chance; or unless we think there should be a kind of natural justice, which would mean that bad things should only happen to bad people.
ことばを補って訳したよ
なぜ物事は起こるのか。答えようとすると、そう簡単ではないことがわかる(質問だ)。しかし、「なぜ悪いことは起こるのか」という質問よりはましな質問だ。というのは、(自分に起きた)悪いことだけをわざわざ列挙しなければならない理由がどこにあるだろう。悪いことが予想をはるかに越えて繰り返し起こる(それも、偶然に)とか、あるいは、当然の報いのように、悪いことが悪いことをした人だけに起こるとか、いうのなら、考える価値があるだろうが。


②Do bad things happen more often than we ought to expect by chance alone? If so, then we really do have something to explain. You may have heard people refer jokingly to "Sod's Law." This states: "If you drop a piece of toast and marmalade on the floor, it always lands marmalade side down.'' Or, more generally: •'If a thing can go wrong, it ( A ) ." People often joke about this,
but at times you get the feeling they think it is more than a joke. They really do seem to believe the world is out to hurt them.

悪いことが、すべて偶然から、私たちが予想するよりも何度も繰り返し起こるものだろうか。もしそうなら、私たちはとにかくそれを説明しなければならない。人々が冗談めかして「Sodの法則」に言及するのを聞いたことがあるだろう。これには「マーマレードを塗ったトーストを床に落とすと,マーマレードの側が必ず下になる」とある。あるいはもっと一般化すると、「あることが失敗する可能性を持っている場合、それは(失敗する)」。人々はよくこれについて冗談を言うが、彼らは冗談ではすまないと思っている、という感じがすることがあると思う。彼らは、世界が自分たちを傷つけようとしたがっていると本気で信じているようなのだ。

③Recently, a film crew with whom I was working chose a location where we felt sure there should be a minimum of noise, a huge empty field. We arrived early in the morning to make doubly sure of peace and quiet ― only to discover, when we arrived, a lone Scotsman practicing the bagpipes. (2)"Sod's Law!" we all shouted. The truth, or course, is that there is noise going on most of the time, but we only notice it when it is an irritation, as when it interferes with filming.
There is a bias in our likelihood of noticing annoyance, and this makes us think the world is trying to annoy us deliberately.

問い 下線部(2)について、
その状況は”Sod's Law”と合致していると言えるかどうか、60字以内の日本語で説明しなさい。

答え方:当然、合致している、が、出題者はその理由を要求しているのだからね。

最近、一緒に仕事をした映画撮影チームは、騒音が最も少ないことを見越して、広大な空き地を、ロケ地に選んだ。私たちは早朝に到着した、静けさを確保するために念には念を入れたのだ。ところが、私たちが到着してみると、 スコットランド人が1人でパグパイプを練習していたのだ。「Sodの法則!」私たちは口々に叫んだ。もちろん、実はほとんどいつも騒音はあるのだが、それがいら立ちのもとになるとき(つまり、撮影の邪魔になるようなとき)だけに、これを思い出すのだ。(私たちが不快の種に気づく確率には偏りがある)=私たちは自分を不快にさせるものに対しては感度が高いのである。だから、私たちは、世界は私たちをわざと困らせようとしていると思いこむのである。


下線部(3)について、なぜそのように問うべきではないのか、80字以内で説明しなさい。
答え方:本質的な質問。書き写す箇所など探してもない。
     作者の主張をくみ取って、「論理」を丁寧に示す。

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