日本の教育を危惧する入試問題


国語 入試問題 記述演習

2014年 広島大学 国語 1番
竹内洋氏の 「学力をめぐる「顕教」と「密教」の顛末(てんまつ)」より
(氏は、「顕教」「密教」をそれぞれ「たてまえ」「ほんね」の比喩として用いている)
 ここでは、我が国の戦後教育とその迷走ブリを分析している。


P.1 ~P.6
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問三以降の設問を書き出しておきます。


問三
傍線部①に「実直で頑張る中間層は、実直で頑張る学力中間層と相即していた」とある。これはどういうことか。本文中の語句を用いながら、わかりやすく説明せよ。P.1

*相即(そうそく):二つの相反するものが、一体化していること

二つの相反するもの=近代化の中心を支えた人々と学力が中位の凡人たちと考えればいいでしょう。
すると、「日本の近代化を支えたのは、一般の人たちだったということ。」に、
「学力的には中間層を形成する」を加えて、
「日本の近代化を支えたのは、学力的に中間層を形成する、一般の人たちだったということ。」ぐらいでどうでしょう。「学力的にも」にした方が、「相即」の説明らしくなるように思います。
というわけで、一問だけ解いてみました。

問四
傍線部②に「学力中位以下層を頑張らせるのは難しい」とある。筆者は、なぜ「学力中位以下層を頑張らせるのは難しい」と言うのか。その理由を本文中から抜き出せ。P.2

問五
傍線部③に「輪切り選抜システムによる勉強ノン・エリートの勉強加熱システム」とある。P.2
1「輪切り選抜システム」とは、どのようなものか。本文中の語句を用いながら説明せよ。
2「勉強加熱システム」は、「勉強ノン・エリート」をどのように仕向けることになると筆者は言っているか。
本文中の語句を用いながら説明せよ。

問六
傍線部④に「勉弱」とある。筆者は、なぜこの造語を用いたと考えられるか。筆者の意図を本文中の語句を
用いながらわかりやすく説明せよ。P.4

問七
傍線部⑤に「問題は、そういう慰め・冷却イデオロギーが遍く受容されているわけではないことである。勉強エリートとノン・エリートによって分節化されて受容されていることだ」とある。「慰め・冷却イデオギー」が「勉強エリート」と「勉強ノン・エリート」によってそれぞれどのように受容されたというのか。わかりやすく説明せよ。P.5

問八
傍線部⑥に「学力中間以下層の不振にさらに追い打ちがかけられた」とある。どのような追い打ちがかけられたというのか。本文中の語句を用いながらわかりやすく説明せよ。P.5

問九
傍線部⑦に「いまは「思いて学ばざれば、すなわち殆し」のほうである」とある。これは、いまの日本の教育にどのような問題があると指摘したものか。具体的に説明せよ。P.6


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