文科省は教育市場の要請で動いている


2020年度から実施予定の大学入学共通テストでは、英語に「民間試験が導入される」ことになっています。
先日、大学や高校の教員諸氏による、「テスト導入の中止」を求める請願がおこなわれました。

ここに→「新英語テストに反対する理由」が丁寧に書かれています。

前にも、書きましたが、私は、センター試験も代替えの新テストもいらないと考える者です。

入試は一回で十分です。

少なくなってしまった子供たちを競わせて、勝者と敗者に分別をすることが、この国にどんな未来を約束するのでしょうか。
落ちこぼれる子を一人も作らないぐらいの,丁寧な教育を施す時代に入っていると思います。

説得力に欠ける根拠をもとに、「新」テストを捏造している余裕を、この国はもはや持ち合わせてはいないのではないでしょうか。試験は減らすべきです。

新テストは、子供・親・教師を苦しめ、一方で、業者を太らせるための装置だと断言します。
文科省は、少子化で縮小を余儀なくされている教育業界の町おこしに躍起になっているように見えます。
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(蛇足ですが、私は自分を「上に述べた業者」であると思っていません。)

6月24日加筆

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